ゆうちょ銀行や地方銀行はマル優の定番ですが、
「マル優(少額貯蓄非課税制度)を使いたいけど、
ネット銀行でも対応してるのかな?」
そう思って調べてみると、ほとんどのネット銀行で
「お取り扱いしておりません」と表示されてあきらめていませんか?
結論から言うと、ネットだけで完結する銀行はないですが、
郵送で手続き完結や、実店舗での手続き対応を含めれば、
選択肢はきちんとあります。
せっかくの非課税枠(350万円)のメリットを活かすなら、
金利の高いネット銀行をねらいたいですよね。
主なネット銀行のマル優取り扱いの有無や手続き方法を比較しながら紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
マル優に対応しているネット銀行はあるの?
マル優の手続きが対面なし来店不要の銀行は、
わたしが調べた結果、ソニー銀行だけでした。
オンラインだけで手続き完結ではなく、
本人確認書類を郵送する必要はあります。
国税庁は、マル優の適用には金融機関窓口での対面確認が原則としつつも、預金者の利便性を考慮し、郵送での非課税貯蓄申告書の提出および郵送での確認書類による本人確認を認める運用をしていると説明しています。
(出典:国税庁「ネットバンクにおけるマル優の適用の可否」)
マル優の節税額はどのくらい?非課税メリット
マル優の非課税枠、最大の350万を預けた場合
- 金利1.0%なら、非課税メリットは年間7,000円超
- 低金利0.4%だと年間2,800円程
350万円 × 1.0% = 35,000円(1年分の利息) → 非課税メリット約7,110円
350万円 × 0.4% = 14,000円(1年分の利息) → 非課税メリット約2,844円
だからこそ金利選びが重要です!
マル優対応を調査!ネット銀行5行を比較
主なネット銀行であるソニー銀行・※SBI新生銀行・※イオン銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行の5つについて、マル優の取り扱いがあるかどうかを調べました。
※純ネット銀行だけでなく、窓口を構えるハイブリッド型銀行も含んでいます。
| 銀行名 | マル優対応 | 銀行タイプ |
| ソニー銀行 | ○対応 | 純ネット型 |
| SBI新生銀行 | ○対応 | ハイブリッド型 |
| イオン銀行 | ○対応 | ハイブリッド型 |
| 楽天銀行 | ×非対応 | 純ネット型 |
| 住信SBIネット銀行 | ×非対応 | 純ネット型 |
調べた結果はソニー銀行、SBI新生銀行、イオン銀行がマル優の取り扱い商品あり。
それぞれくわしく見ていきましょう。
ソニー銀行:来店不要で唯一の郵送完結型
- マル優の対象商品は円定期預金のみ(積み立て定期預金を除く)
- 金利(年利・税引前)は0.500%(1ヶ月)~1.500%(10年)
3年の定期預金がもっとも金利が高く、1.800%(2026年9月現在) - アプリで口座開設、スマホで口座開設、郵送で口座開設が可能
- 口座開設→キャッシュカード受取→マル優の書類請求→郵送で書類送付
SBI新生銀行:窓口のみ、店舗数は全国22店
- マル優の対象商品は円定期預金「対象商品は限られる」との記載
- 金利(年利・税引前)は0.500%(1ヶ月)~1.950%(5年)(2026年9月現在)
- 来店予約可能だが、店舗は都市部が中心

イオン銀行:窓口のみだが、生活動線上にあり来店しやすい
- マル優の対象商品は普通預金、定期預金、積立式定期預金
- 金利(年利・税引前)は0.510%(1ヶ月)~1.610%(5年)(2026年9月現在)
ソニー、SBI新生銀行と同じく円定期預金での金利です。 - 全国のイオン系店舗で対応、全国に165店舗以上
- 土日営業の店舗もあり利便性がよい
イオン銀行のマル優についてはこちらの記事で。
楽天銀行・住信SBIネット銀行:知名度は高いが非対応
「有名だから対応してそう」と期待しましたが、
どちらも公式サイトに取り扱いなしが明記されていました。
おまけで純ネット型のPayPay銀行も調べましたが、
取扱いはあるものの本店での対応となりかなり限定的でした。
ネット銀行のマル優は結局どこを選べばいい?優先順位の考え方

マル優の銀行選びの優先順位は
①対応可否 → ②手続きの手間 → ③金利 →( ④使い勝手)
マル優は円定期預金が対象が多く、
日常的な入出金は少ないと思いますので、
使い勝手はマル優の銀行選びでは優先度は低いです。
それでも使い勝手が気になる方は、
各行のアプリやサービス内容を確認してみてください。
そして今回各銀行サイトを調べてわかったのですが、
マル優情報はサイトのQ&Aや税引き説明に埋もれていて、
詳しくはカスタマーセンターか窓口と案内されています。
そんななかイオン銀行にはマル優制度の専用ページがあり、
窓口へ行く前にサイト上で理解できるのが好印象でした!
イオン銀行のマル優についてはこちらの記事でまとめています。
おわりに
対象者なら非課税で貯蓄できるマル優ですが、
銀行によって申込方法や対象商品が異なります。
郵送だけで完結させたいか、窓口でしっかり相談したいか、
金利を重視したいかなど、あなたの基準で選ぶのが一番です。
近くに店舗がない場合は来店不要なソニー銀行。
窓口で相談しながら進めたい方や
イオンをよく利用する方はイオン銀行が候補になりそうですね。



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