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家にあるもので遊びながら脳性麻痺児の平衡感覚を育てる方法

バランスを取りながら歩く 療育記録
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乳児期から平衡感覚を育てることは、
運動の発達や体の感覚を統合する力の基礎になります。

でも、「平衡感覚」って言われても、
まだ寝返りやおすわりができない子にも関係があるの?と思うかもしれません。

娘が通っていた療育センターでは、
平衡感覚を育てる遊びとして毎日「毛布ブランコ」を取り入れていました。

家にあるものを使って今日からできる毛布ブランコ。
揺れる感覚を楽しみながら、平衡感覚や感覚統合を促す効果的な遊びです。

ここでは、毛布ブランコのやり方と効果について紹介します。

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毛布ブランコって何?どうやるの?

毛布やバスタオル、シーツなどを広げて、
その上に子どもを寝かせます。

大人二人が布の両端を持ち、
やさしく揺らす遊びが毛布ブランコです。
「シーツブランコ」「タオルブランコ」と呼ばれることも。

揺らし方は、子どものようすを見ながら、

  • ゆっくり大きく揺らす。
  • 小さく揺らす。
  • 上下にやさしく動かす。

など、いろいろな動きを試してみて下さい。

はじめは怖がる場合もあります。

娘もはじめは苦手で不安そうな顔で
固まっていましたが、
少しずつ慣れて大きな揺れでもニコニコで楽しめるようになりました。

毛布ブランコの4つの効果

1. 平衡感覚の刺激

平衡感覚とは、揺れ、傾き、重力、スピード感などを感じる感覚のことで、
耳の奥の三半規管で認識するそうです。

たとえば、
自分が傾いていることに気づき、体勢を直す。
など、バランスをとる動きにつながります。

2. 感覚統合を促進  

揺れる感覚が、他の感覚(体性感覚や視覚など)と連携し、
感覚統合能力を高める助けになります。

3. リラックス効果

ゆっくりな揺れで心と体をリラックスさせます。

4. コミュニケーションの促進  

揺れが止まった際に、子どもが「もっと揺らして!」というサインを出すなど、
親子間のコミュニケーションが自然と生まれます。

療育センターでは歌を歌いながら揺らして、歌が終わったら次の子と交代でした。

平衡感覚と感覚統合の関連性

平衡感覚とは、バランスを取るための能力を指します。

毛布ブランコのような遊びをとおして、
平衡感覚だけでなく以下の感覚も統合的に発達します。

[平衡感覚]  ← バランスを保つ全体の感覚

   ├── [前庭覚]  揺れ、傾き、重力、スピード感を認識する感覚

   │    ├── 半規管:頭の回転や動きを検知  

   │    └── 耳石器:重力や直線的な加速度を感知  

   ├── [視覚]  

   │    └── 目:周囲の環境や水平線を認識  

   └── [固有覚]  自分がどこにいるのかを感じる感覚

        └── 筋肉・関節:体の部位の位置や動きを把握

おわりに

毛布ブランコはシンプルな遊びですが、
抱っことはちがって少し「不安定な布のなかで揺れる」という新しい経験ができるのもポイント。

動くこと、感じることの「経験不足」を補う手段としてもぴったりです。

毛布ブランコを取り入れて、楽しく平衡感覚を育てる遊びをぜひ今日から実践してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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