脳室周囲白質軟化症、脳性麻痺のリハビリ方法を調べていて見つけたドーマン法。
障がい児のリハビリ方法のひとつとして聞いたことがあるかもしれません。
しかし、ネットでは批判的な意見も多く見られます。
- ドーマン法は効果があるのか?
- 過酷で医学的根拠がないデタラメなのか?
私の答えは、「自分が納得できる部分だけ取り入れればいい」です。
実際、私は気になったことだけを試してみました。
それは、動くきっかけづくりとなる腹ばいです。
ドーマン法とは
アメリカ「人間能力開発研究所」のグレン・ドーマン博士が19世紀半ばから行っていた手法です。
もともとは脳障がい児の発達を支援する方法を提唱していましたが、その後、乳児期からの早期教育方法としてドッツカードやブレキエーション(うんてい)といった知的面、運動面発達のプログラムが知られるようになりました。
たとえば、ドーマン法の運動プログラムのひとつパターニングでは、強制的に手足を動かし正しい動きを脳に覚えさせるため3人の大人の手が必要になります。
起きている時間は可能な限り訓練にあてることが推奨されており現実的ではない印象も。
ドーマン法の本を読んで実践したこと
賛否両論あることを理解したうえで実践してみたい気持ちになったものの、家族からも否定的な意見があり、せめて本だけでもと購入しました。
本の中で一番記憶に残っているのがすべり台の話です。
正式にはすべり台ではないのですが、すべり台の話として覚えています(笑)
運動障がいのあるお子さんが、ずりばいをしないので傾斜をつけた台のうえに這わせ
おもちゃやお菓子などを見せて動くように誘導する。
ハイハイで進む赤ちゃんの前で「おいで」と呼んでるお母さん。
日常的に見る親子の光景ですよね。そんなイメージです。
「人間能力開発研究所」脳性まひ ブランカのサクセス・ストーリー
ゴールや子どもの目のまえでお気に入りのおもちゃを見せることで、反応して手足をバタバタさせると偶然にも足が床を蹴って前へ進む。
ほんの少しずつですが前に移動します。
自発的にはずりばいができないときから動く経験させて繰り返すことで記憶していく。
私はすぐに大きな段ボールを2つ用意して傾斜がゆるやかなすべり台を作りました。
段ボールの空洞部分はカットして残った段ボールやバスタオルを詰めて補強。
わが家では機嫌のよいときに数回くらいでしたし、明確な効果があったのかはわかりませんが、3つ上の姉も一緒に応援してくれて楽しみながら動く経験ができたのかなと思います。

市販もされているようで、タイミングがよければメルカリでも売られていますので
「腹ばいトラック」「クローリングトラック」で検索してみて下さい。
ドーマン法の書籍「親こそ最良の医師」
タイトルを見て「これだっ!」と、飛びついた本。
娘に何ができるか、そう考え続けていた私にはとても魅力的なタイトルでした。
まだ障がいについて受け止められていなかった時期で自分を責める気持ちがあるなか
親=最良の医師になれるというフレーズに励まされました。
気になったかたはぜひ読んでみて下さい。
まとめ
ちょうど1歳のころのリハビリの記録には、「寝返りが早くなり、うつぶせでの首のコントロールが上手くなった。」とあります。
いっぽう肘這いと書かれていて、足は動かせてなかったようです。
ずり這いを覚えて欲しい気持ちで傾斜台での腹ばいを取り入れました。
ドーマン法を語れるほど実践してませんが、この本に出合わなかったら傾斜をつけることでずり這いの手助けができるという発想はなかったです。
よいと言われているものもよくないと言われているものもどんな方法であっても、自分が納得できるなら試してみればいいと思います。
経験不足にならないように、動けたという成功体験を増やすことを大切にしましょう!


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