障害児に限らず、子育て世代のお母さんたちが少なからず悩む仕事復帰。
お子さんに障害があるとなれば、なおさら悩みはつきないと思います。
子どもに障害があるとわかったら仕事はできるの?
障害児のお母さんたちはどんな働き方をしているの?
仕事を始めるにあたってはお母さんもお子さんも無理なく生活できるようにしたいですよね。
ここでは、障害児のお母さんが仕事をするときに考えられる課題とその解決策について
まとめています。
※医療的ケアを必要とするお子さんは以下の内容では不足があるかもしれませんのでご了承ください。
仕事に就く理由を考える
産休・育休を経て仕事復帰を予定していたお母さん。
お子さんが年少になったら園に預けて外で仕事を始めようと思っていたお母さん。
もともと共働きだったご家庭であれば確実に収入は減りますし、子どもが増えたということは支出も増えて当然です。
生活費を稼がなければいけないと考えるお母さんもいるかもしれません。
家で日中子どもと二人きりの時間が長いと、社会から取り残されたように感じるお母さんもいるかもしれません。
それ以外にも外で働く理由は人それぞれだと思います。
2021年の統計データによれば専業主婦世帯は566万世帯、対する共働き世帯は1247万世帯と倍以上で年々増加傾向に。
しかし、外で雇われて働くということは、時間の制約や責任が生まれます。
当然ながら家での時間は減り、お子さんとかかわる時間も減ります。
働く理由や目的を考えたうえで、あなたやお子さんにとって無理のない働き方や預け先を選びたいですね。
障害児のママの就職は預け先・緊急時の対応が課題
外で働くには、お子さんの預け先がないといけません。
保育園、幼稚園、こども園、児童発達支援施設など預け先の候補はいくつかあります。
障害児の受け入れ、空き状況はもちろん働くには預かってもらえる時間が重要ですよね。
通勤距離や勤務時間によっては早朝延長時の障害児対応が可能かも確認する必要があります。
また、発熱などの緊急時に誰がお迎えに行くのか家族で話し合わなれけばいけません。
ちょっとハードルが高そうと感じてしまったかもしれませんが、ひとつずつクリアしていけば大丈夫です。
脳性まひ児ママの働き方実例
参考までに、脳性まひの娘が保育園に入園してからの私の働き方を紹介します。
出産前はフルタイムで事務の仕事をしていましたが、妊娠中に入院となりそのまま休職。
早産でNICU入院中に障害が残る可能性を告げられ、事情を伝え退職。
同年代の子たちとたくさん遊んで欲しい気持ちから、保育園に入園させるために仕事を始めました。
| 勤務時間 | 職種 | 条件 | |
| 保育園 | 10時~15時 | 事務 | 加配の先生の関係もあり早朝延長は不可能 熱性けいれんがあるため37.5℃お迎え |
| 小学校 | 9時~14時 | 飲食店 | 登下校は親が付き添い 教室前で支援員さんへ引継ぎ |
| 中学・高校 | 9時~15時 8時30分~17時30分 | 福祉 | 中学:玄関で支援員さんへ引継ぎ |
フルタイムで働くという気持ちはなく、娘をサポートしつつ働ける職場を選びました。
保育園時代は発熱が多く、欠席や早退で職場には迷惑をかけていましたね。
小学校は娘が徒歩で通える地元の学校を選びましたが、安全面から登下校時の親の付き添い、災害時対応として支援員さんへの引継ぎまでは廊下での見守りが必要でした。
また、曜日によって下校時間が違ったり、短縮授業の日もたくさんあったりしたため、短時間でシフト希望の出しやすい飲食店に転職しました。
今振り返ると小学校の時期が一番働きづらかったかもしれません。
でも、転職したおかげで課外授業の送迎や短縮授業時にも対応できたので結果的によかったです。
学校によって登下校の付き添いや支援員さんへの引継ぎを求められることはないかもしれませんが、こういった点も就学前の学校見学の際に確認しておくことが大切だと感じました。
児童発達支援や放課後等デイサービスの利用で解決
送迎付きの児童発達支援サービス(就学前)や放課後等デイサービス(小学生~高校生)を利用して仕事をすることも可能です。
加配の先生の確保などを理由に園での延長保育が難しい場合は、送迎付きの児童発達支援を利用する方法もあります。
小学生以上なら放課後等デイサービスを利用することで、小学校の変動的な下校時間のお迎えにも対応できるかもしれませんね。
市町村のホームページや「○○市 児童発達」「○○市 放課後等デイサービス」と検索してみて下さい。
まとめ
共働き世帯が専業主婦世帯を大幅に上回るようになった現在では、障害のあるお子さんのお母さんでも仕事をしている方は大勢います。
そして、ありがたいことに利用できるサービスも増えました。
子どもも親も選択肢が広がっています。
仕事はできないなぁと諦めていたお母さんに少しでも参考になれたら嬉しいです。




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