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バスや電車で席を譲る?譲らない?譲られる側の視点から優先席を考える

優先席の表示 暮らし
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お子さんを連れてバスや電車を利用することありますか?

車ばかりでバスも電車も乗らないかたは、誰かに親切にしてもらったときのこと
思い出してみてください。

先日、ひさしぶりに娘と一緒に電車に乗りました。

娘は脳性まひがあり、歩行が不安定なため外出時は装具を履いています。

ホームと電車のすき間やちょっとした段差が怖いので、
支えたり手を引いたりして乗り降りします。

乗った後は手すりに掴まれば、揺れたときに支える程度で不安定ながらも数駅は立ったまま移動可能。

でも、ちょっとだけ残念な気持ちになった出来事も。

今回は、その出来事から思い出した『譲られる側が大切にしたい姿勢』について考えてみました。

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優先席に対する考え方

優先席(ゆうせんせき、英語: Priority seats)とは、
鉄道・バスなどの公共交通機関に設置される、特定の属性の乗客を対象とした、着席を優先する座席である。一般には交通弱者(高齢者、障害者、傷病者、妊婦、ベビーカー含む乳幼児連れなど)を対象とした福祉的目的で設置されるものを指す

Wikipedia:優先席

とあります。


では、なぜ着席を優先するのか?


それは、立ったままでの乗車が困難な人が安全に移動するためですよね。


私は、座ってもいいけれど、必要としている人が来たら譲るべき座席だと思っています。


ちなみに優先席には強制力はなく、譲らなくても法律的になんら問題はありません。

優先席に対する考え方は人それぞれ

株式会社エアトリが2022年7月におこなった「優先席に関するアンケート」の結果によると、

「優先席に座ったことはない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「高齢の方・妊婦の方のための席だから」(67.1%)が最多となり、自身が「優先席」の項目に該当しないと認識している多くの人が座らない事を選択していることがわかりました。

引用元:まいどなニュース先席を必要とする人に…席を譲ることをためらった理由は? 3位「失礼にあたるかも」、2位「以前に断られた」

優先席へのマナーはしっかりしているように感じます。


>>アンケート結果を見る


いっぽうでこんな意見も。

  • 自分だけが座っているわけじゃない

  • だれか譲るだろう、またはだれも譲らないから自分も譲らなくていいという集団心理が働く

  • 譲ってほしい人のほうからお願いするべき


なるほど…いろんな意見がありますね。

実際のところ、バスや電車で席は譲ってもらえるの?

障がいを持つ人が生活していくうえで、困ったときに援助をお願いすることも大切です。

「席を譲ってもらえませんか?」

自分からお願いできればいいのでしょうが、なかなかハードル高いですよね…。

実際の車内はどうなのか?

いつもバスで通勤している娘に聞いてみました。

バス通勤の娘の話と電車での体験談

  • いつも同じ時間のバスで譲ってくれる人がいる

  • 気づいていないサラリーマン(座ってる)に学生さん(立ってる)が肩を叩いて促してくれた

  • 運転手さんが危険防止のため譲ってもらえるようアナウンスしてくれた


優先席に限らず空席がないときに立っていると、まわりの人のやさしさで安全に乗車できているようでありがたいです。

本人は感謝しつつも、申し訳なく思っているようですが…。


先日、乗った電車で「席が空いたら座りな」と娘に声を掛けていた私。

1mほど先に2席空いたので、座るように言ったのですが、

小学生低学年くらいのお子さんとお母さんが乗車して来てお子さんが先に着席。

座ろうとしたものの娘は遠慮して戻ってきました(笑)

お母さんは、一瞬「あっ」というような表情をしましたが、お子さんのとなりにそのまま着席。

お子さんのとなりに座らせてもらえばよかったのに…

譲ってほしい人がお願いすべきという意見がずっしり。

鉄道会社の取り組み

南海電鉄では電車で座席のゆずり合いをアプリで可能にし、コミュニケーションしやすい工夫がされているようです。

「席ゆずりあいアシスト」は、高齢者や体が不自由な人など優先座席の対象者のみが「席を譲ってほしい」との通知を発信できます。位置情報とBluetooth機能をオンにし、アプリの「ゆずってください」ボタンをタップすると、周囲のユーザーに通知が発信されます。
 席を譲る側の人は、通知を受け取り「ゆずります!」ボタンをタップすると、相手に回答が返信され互いのスマホに「ゆずりあい画面」が表示されます。両者は画面を目印に相手を探します。

引用元:乗りものニュース譲りたい 譲られたい 鉄道会社初「電車の席ゆずり合いアシスト機能」をアプリに 南海


席をゆずりたい人(ゆずってもいい)と席をゆずってほしい人とのマッチングアプリ。

ほかの鉄道会社やバス会社にも広まるといいですね。 

譲られる側にできることは?

優先席を必要とする人がいることを理解してくれている、優先席でなくてもゆずってくれる人がいる、安全な運行のため乗客に協力を呼びかけてくれる運転士さんがいる。

そのありがたい環境を守っていくために、ゆずられる側にできることってあるのでしょうか?

それは、ありがとうと伝えること。

優先席に関するアンケートの席をゆずることをためらった理由第2位は、

「以前断られたことがある」でした。


娘が小さいころ、装具を履こうとしていた娘を気づかって「椅子どうぞ」と声をかけてくれたかたに悪気はなかったのですが、「大丈夫です」と答えた経験があります。
 
大丈夫なときも、座ることがかえって大変なときもあるのは事実。

でも、そんなときのこちらの言葉ひとつで、もしかしたら相手の親切心を傷つけているのかもしれません。

まとめ

優先席問題って本当にいろいろな意見がありむずかしいですね。

でも、お互いの立場になって考えることができるとより気持ちよく過ごせるのかもしれません。

あのとき「どうぞ」と言われた私が、「ありがとう」と受けとる姿を娘に見られたらよかったなと思います。

席をゆずることで助かる人がいて、感謝してもらえる。

ゆずってくれた人にとってプラスの経験になって、またどこかで誰かを助けて。

それがくり返されて、やさしい社会がつくられていくんだとしたら親切を受けとる側も大切にしなければいけないことがありますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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